猫を飼い始めて最初にぶつかるのが
「トイレと猫砂どれにする?問題」。
お店に行くと種類があり過ぎて、
どれを選べばいいのか分からなくなりませんか?
私も色々試して、失敗したり感動したりを繰り返しました。
その結果、今はシステムトイレ+シリカゲル砂という組み合わせに落ち着いています。
今回は、猫砂やトイレの種類をざっくり整理しながら、
私が実際使ってきた砂とトイレ遍歴を紹介します。
「うちもそろそろ砂を変えたいな…」「システムトイレってどうなの?」
と思っている方の参考になれば嬉しいです。
猫砂の種類と特徴を比較
猫砂って、素材やタイプによって性格が全然違います。
表にまとめるとこんな感じ👇
| 種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 鉱物系(ベントナイトなど) | 水分で固まるタイプ | 固まりがしっかりして処理しやすい/価格が安め | 重い/粉が舞いやすい/処分がやや面倒 |
| 紙製 | 再生紙などでできた軽い砂 | 軽いので扱いやすい/燃えるゴミに出せる | 吸収力・消臭力は弱め/軽いので飛び散りやすい |
| 木製 | おがくずや木チップから作られる | 自然素材で安心/軽い | 木の香りが苦手な猫も/吸収力は砂による |
| シリカゲル | 粒状のシリカが尿を吸収・蒸発させる | 消臭力が高い/湿気に強い/掃除の回数が減る | 固まらない/砂が大きめで好みが分かれる/コストやや高め |
私は最終的にシリカゲルに落ち着いたのですが、
猫ちゃんの性格や飼い主の暮らし方によって合う・合わないがハッキリ出ます。
猫トイレの種類と特徴
トイレ本体にもいくつかタイプがあり、
それぞれ相性のいい砂があります。
| トイレのタイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 普通の箱タイプ | 昔ながらのシンプルな形 | 砂の種類を自由に選べる/価格が安い | 掃除の手間が多い/臭いがこもりやすい |
| システムトイレ | 上段に砂、下段にシートで尿を吸収 | 臭いが少ない/掃除がラク/シリカ砂と相性◎/採尿しやすい | 砂の種類が限られる/シート交換が必要 |
| 全自動トイレ | センサーで排泄後に自動掃除 | 掃除ほぼ不要/常に清潔 | 高額/音を怖がる猫も/大きめサイズが多い |
私が使っているのは全部システムトイレ。
採尿もしやすいし、猫の健康チェック(尿の色や量)もできて安心です。
我が家の猫砂&トイレ遍歴
最初は固まる砂(紙系)&普通の箱タイプ
猫を迎えたとき、保護主さんから頂いた固まる砂をそのまま使っていました。
確かにしっかり固まって処理は楽だったけど、
においが残るのと、細かい紙ぼこりが舞うのが気になりました。
アイリスオーヤマシステムトイレ(フルカバータイプ)&大玉サンド
フルカバータイプは、最初ドアの部分を怖がって、全然入ってくれなかった…💦
なので、カバーを外してオープンで使っていました。
システムトイレは、掃除がラクでにおいも少なく、買って大正解でした。
そして、大玉サンドも大当たり!
においが全く気にならず、粒が大きいので処理もしやすい。
ところが、しばらくすると販売終了に。
めちゃくちゃ気に入ってただけにショックでした。

砂や中身が見えないから、
リビングに置いても大丈夫。
においも漏れにくい。
デオトイレ(ハーフカバータイプ)+消臭抗菌チップ
2匹の猫に対してトイレ1台では足りないので、
ハーフカバータイプのシステムトイレを買い足しました。
その時にセットで付いていたチップを使いました。
悪くはないんだけど、においが少し残るかな。可もなく不可もなくって感じ。
大玉サンドが良かっただけに、チップは微妙~でした。
現在はシリカゲル消臭サンド+システムトイレ
大玉サンドがなくなって困っていたのですが、
同じアイリスオーヤマからシリカゲルタイプの消臭サンドを発見。
大玉に比べるとホントに小粒なのですが、
消臭力は負けてません。
顔を近づけなければ全くにおいません!
ただ一つだけ「う~ん…」と思うのが、
砂が白・水色・黒の3色で、黒がうんちの色と紛らわしいんですよね。
色がなんとかなれば完璧なのにな。
でも今はこの組み合わせが気に入っているので、
さらにオープンタイプを買い足して
トイレ3台に全て消臭サンドで使っています。


大きい黒はうんち。
小さい黒は猫砂。
小さいうんちだと、
分かりにくい💦
この組み合わせのいいところ
- においがしっかり抑えられる
- 掃除がラク(シート交換も簡単)
- シートで尿が見えるので、健康チェックに便利
- シートを外せば尿が溜まるので、採尿しやすい
粒が小さいので多少飛び散ることはあるけど、
今のところ「一番ラクで快適」な組み合わせになっています。
我が家のトイレ配置
- 2台:デオトイレ(ハーフカバータイプ)
- 1台:アイリスオーヤマ(フルカバータイプ)
少しずつ慣らしていって、今ではフルカバータイプも怖がらなくなりました。
なのでフルカバーはリビングに、ハーフカバーは廊下に置いています。
特にフルカバータイプはリビングに置いても砂や中身が見えず、不潔感ゼロ。
来客時にも安心して置いておけます。
システムトイレで揃えているので、
砂もまとめ買いできて管理もラクちんです。
まとめ
猫砂やトイレは種類が豊富で、
最初から「これ!」と決めるのはなかなか難しいものです。
私も色々試して、気に入った砂が販売終了になったりと遠回りしましたが、
今はシステムトイレ×シリカゲル砂に落ち着きました。
ポイントは、
- 猫の好みを見ながら、飼い主もラクできるものを選ぶ
- におい対策や掃除のしやすさは生活に直結する
- システムトイレは採尿もしやすく、健康管理に役立つ
完璧な組み合わせはなくても、
「うちの子&自分に合うベスト」をみつけられればOK。
ぽんこつおばちゃん的には
「ラクできて、におわない、健康チェックもできる」
今のスタイルが一番です🐱💕


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